ミスドのポケモン ポケモンのミスド

これはとある日曜日のことであった。私は現在彼女と同棲をしているのであるが、その日はツレが友人と遊びに行くというので、私もどこかへ出掛けようと外出したのである。

これといってあてもない外出である。とりあえず、先日当選発表されたハロウィンジャンボの払い戻し600円をもらいに駅前まで行くことにした。

払い戻し金で久しぶりにミスドでも買って帰ろうと思い、続けて近くのショッピングモールへ。駅前のミスドは何年か前に閉店してしまった。車中心の田舎では仕方のないことだ。

日曜のショッピングモールは混んでいて、人混みに若干嫌気が差したところで目的のミスドに到着した。

ミスドでは現在人気ゲームのポケモンとコラボした商品が販売されている。

話のネタくらいにはなるだろうとポケモン目当てで並んでいると、私の後ろには子供連れの旦那さんが並んだ。

ミスドポケモン。これ以上、子供が喜ぶ組み合わせはなかなか思い付かない。

子供はポケモンのドーナツに大喜びだ。

「うんうん、いいよねポケモンのドーナツ。」

等とのんきにしていたところ、私がそのポケモンのドーナツまでたどり着いた頃には、ポケモンのドーナツは残り二つとなっていた。

私は、私はそのドーナツをとることができなかった。後ろには子供連れの旦那さんが確実に残りのピカチュウをカウントしている。なにより、子供が、、、子供が楽しみにしている。ピカチュウのドーナツ、かわいいもんな!!!!!

私はいつものお気に入りを二個ずつトレイに入れ、ポケモンではない変な鳥のドーナツを私とツレの分だけ入れて会計にいった。

後ろの子供がピカチュウのドーナツを手にいれたことを確認し、ミスドをあとにした。

帰ってからその事をツレに話したら、半ばあきれた様子で「ポケモンとってこいよ。」と言われた。


f:id:on3off7:20181126194904j:imageパッケージ超かわいい。

 

おしまい